こどものあそびば 第2弾
竹と木の実の工作

(2005年12月17日実施)



日  時: 2005年12月17日(土)10:00から13:00
スタッフ: 坂井、小島
参加人数: 大人8人、こども12人(うち小学生6人)
天気、気温: 快晴、快適。風がなく、温かい陽気
主  旨: 幕張海浜公園内の竹や秋の木の実に、工作を通して触れ合うことで子ども達とともに自然の大切さを学ぶとともに、自然のもので遊ぶ場を提供することを目的とします。また、キリ、ノコギリ、ヒゴノカミ、ナタ、ゲンノウ等の危険な道具も使います。危険な道具を使うことにより、いかに安全に怪我をせずに道具を取り扱えるかを考え、そして周りの人達、自然動植物にも思いやりを持って接することの重要さを共に学びます。
活動内容:
公園内の竹林に行って、竹を一本伐ってみよう。
竹を使って、自分だけの食器(はしやスプーン)、道具箱をつくってみよう。
まつぼっくりやどんぐり、つばきの実などで秋の木の実で自分の想像上の動物を作ろう。
(竹も秋の木の実も一部、公園内を探検しつつ、集められるとより公園内の自然に目が向き、公園の魅力を知る機会となると思われます。)
使用したもの: 孟宗竹約2.5m3本および竹林内の竹1本(公園管理事務所より提供)
クルミ、まつぼっくりなどの木の実、ビーズ、ようじ、ボンド
道  具: 竹のこ、ナタ、ハンマー、ノミ、ヒゴノカミ、カミヤスリ、救急袋(絆創膏、ガーゼ、ホータイなど)


スケジュール
09:00 公園事務所に挨拶、道具借用、竹を頂く。公園にて工作用の場所を決定、確保、看板等を設置。(場所は公園D・Eブロック入り口付近。)
10:10 頂いていた竹を伐るなど、工作開始。まつぼっくりにビーズをつけ、ミニクリスマスツリーを親と一緒につくる4歳ぐらいの幼児。竹をひたすらナタで割る子、竹を細く割いた竹ひごを何本も作り、それを格子に編んでいる子など(小学生)各自の自由な発想で工作をする。途中、工作用の木の実や葉を探しに出かける。(公園内を歩く)
11:10 園内の竹林に移動、公園管理事務所今井さんと竹を一本伐り、小枝を払った。竹を伐る時の適当な位置や向き、小枝は元から上に伐ると良い、など教えてもらった。子ども達が長い一本竹をみんなで抱えて「わっしょいわっしょい」とかけ声をかけながら竹林より工作用の場所に帰ってくる。子ども達はその竹を竹挽きのこぎりで輪切りにしていく。
12:30 各自昼食をとりつつ、自由解散。
13:30 残った参加者全員で後片付け(ゴミ拾い、片付け)。挨拶、終了。

参加者の感想
道具を使う楽しみを覚えました。
最初から参加している子ども達が道具を使うことに慣れてきている。竹ひごをつくり、それを編んでいる子がいてとても感心した。一本竹を伐ってきてから、それをさらに短く切ることに熱中している子が何人かいて、その姿に驚いた。何か触発されたのか。
10時から12時では、あっという間だった。が、子どもの年齢を考えるとこれくらいがいいかな。→どの年齢の子も楽しめるよう時間内での出入りがいつでも簡単なプログラムを用意したい>
初めての参加。クラフトの材料がいろいろあって、自分のやりたいものを選べるのがよかった。
公園内竹林に入るとコンクリート地面とは違った感触が足の裏から伝わってきて気持ちがよかった。→公園内のコンクリートを一部でも良いのではがして土の地面で遊びたい。
連続性のある工作を楽しんで見たい。複数回工作をし何か一つのものを作り上げることをしてみたい。→製作途中の物を置けるスペースがほしい。(公民館にある団体用の貸しロッカーのような)


竹を周りの人に助けられながら伐る。(小1) 親子で竹きり作業を楽しむ。(3才)
こぼれ話:生えている竹を一本伐る。工作場所に帰って竹を切り分けると、一人の男の子が切り口をなめて「あまいね」と一言。「竹の内側がすごくしっとりしてる。今まで生きていたんだね」と彼のお父さん。素敵な発見だ。 
わっしょい!わっしょい!10歳から3歳までの子どもが一緒に竹を竹林から工作場所まで運ぶ。
手前の大人は竹細工、奥は木の実の工作に熱心な親子。小学生は各自自分のイメージで工作。 竹挽きノコを使って竹を伐る。非常に集中しているのが伝わってくる。(小3)



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