浜風レジャーフェスタ

幕張の浜ビーチクリーンアップ!

調べるクリーンアップです

みんなで、幕張の浜におちてるゴミをひろおう!
集めたゴミには、“漂着物”といって遠くから流れついたものもあるんだ。
そこから、いろんなことがわかるよ。

 
2005年 11月13日(日) 午後2:00〜午後3:00

集合場所:まつり本部テント前

持ち物:寒くない服装、軍手、レジ袋

参加費:無料(オプションであったかい飲み物も。実費をいただきます。)


タイムスケジュール

1:30〜 受付開始
2:00〜 ビーチクリーンアップ隊、幕張の浜へ出発
2:10〜 幕張の浜到着
ビーチクリーンアップの説明
2:30〜 ビーチクリーンアップスタート
3:00〜 漂着物の分類
3:30 おしまい!
(お気に入りの漂着物は持って帰ってね)



ビーチクリーンアップってなあに?

浜辺には、たくさんのゴミがおちているのにみなさんは気がつくでしょう。海から打ちあげられたゴミ、海にきて遊んだあとに落としていったゴミ、わざと捨てられた大型の不燃ゴミなどなど、、、どっかに流れていくから心配ないよ、と思っている人が多いかもしれません。
でも、せっかく浜や海でのんびり風景を楽しんだり、素足で遊びたいと思っても、ゴミがたくさんあったら、がっかりするし、この先、海がどうなるか心配です。そこから、ゴミをひろって浜や海をきれいにしよう、とビーチクリーンアップがはじまるのです。海にいったとき、たったひとつでもいいから「ゴミをまず拾ってみる」、いつでもどこでもだれにでもできる、はじめの一歩です。みんなであつまってやったっていい、ひとりでちょっとひろってみるのでもいい、あなたにあったスタイルでゴミを拾ってみましょう。
 でも、“ビーチクリーンアップ”は単なる清掃活動では終わりません。拾った後はきれいになっても、またすぐにゴミは海から打ち上げられ続けるのです。海が汚れているんです。
「じゃあ、いったいどうしたらいいんだろう?」とおもったら、そこから「いったいどこからくるんだろう?」と考えてみてるのが、次の一歩です。海の汚れ、私たちの暮らし、いろんなことが見えてきます。拾うことははじまであり、私たちのできることはなにかを考えていくことにつながっていく、それが“ビーチクリーンアップ”の真の意味です。
 わたしたち、幕張海浜公園を育てる会のビーチクリーンアップは、公園の一部である幕張の浜をきれいにしょうということからはじまり、公園から海へのつながりをかんがえていくためにビーチクリーンアップに取り組んでいます。

漂着物ってなあに?

海から流れついたもののこと。海岸や川から海にきて流れ着いたものもあります。それは、きれいな貝殻や流木、ビーチグラス(ガラスの破片が波に洗われてきれいに摩耗したもの)など、すてきなものもありますが、浜辺に流れ着くのは、いまや私たちの生活ゴミなど、いろんなものが流れ着いています。遠く外国からたどり着いたものも発見されます。そこから、世界の海がつながっていることが実感できます。また、海の上でもゴミが捨てられている現実(漁業によるものや、不法投棄)がわかります。さらに、川の上流から流れ着いた不燃ゴミもたくさんあるのです。

 「調べるビーチクリーンアップ」では、集めた漂着物を分類してみます。これらの漂着物からは、いろんなことが想像できます。楽しいものあれば深刻なものも。いったいどうしてここまで来るのか、考えてみるのにいいきっかけになります。

 そんな漂着物をじっと見ていると、同じゴミなのに波であらわれた風合いに愛着がわいて、ふっとおみやげに持って帰ってみたくなることもあります。漂着物アートにも出来ます。

分別しおわったら、また海に帰ってこないようにと願って、丁寧にゴミ処理をしましょうね。

幕張の浜のゴミは、少ないときもあります。でも、ちょっとしゃがんでよく見てください。プラスティックの破片など小さなゴミがたくさんあることも気づくはずです。そこから、幕張の浜から世界の海に思いを馳せながら、次にできることはなにかを考えています。




お問い合わせ:エコロジー部会